実は、心字池の浄化改修工事は“恋のかけはし”の工事に着手する前から既に計画していました。
といいますのも、心字池は汚濁がかなり進んでおりエサをあげても鯉が水面に上がってくるまで中の様子が全く見えない状態で、参拝に来られた方がわざわざ池まで足を運ばれる場所ではなかったからです。
それ故、最初は橋が架かった物珍しさで人が集まるかも知れませんが、時間が経てば元の木阿弥。新しく橋を架けただけでは参拝客の憩いの場にはならないと、そう感じたからの計画でした。
この提案に宮司さんはたいそうお喜びいただき、目出度く起工式を迎えることになりました。 ただ、一抹の不安が頭を過ります。果たして間近になった大晦日までに竣工できるのか・・・?